20億円以上!電照菊のLEDビジネス
みなさんは、電照菊ってご存知でしょうか。
市場の需要に合わせて菊を最も商品価値のある状態にするべく菊に光を当てて出荷時期を調整することです。
さて、そこで使われている照明は、LEDなのか、従来の電球なのか。
どちらが多く使われていると思いますか?
割合はどれくらいなのか。
みなさん分かりますか?
現状の菊農家さまの使用光源について見てみましょう。
【全国の電照キク農家の光源】
⇒電照を行う菊農家の99%が「電球タイプ」(白熱電球or蛍光灯)を使用している。LEDを使用しているのは約1%。
なんと99%が従来の電球を使用し、およそ1%しかLEDを使用していないんです。
この普及率は、一般家庭やオフィス、工場などと比べて、極めて低い数値です。
LEDの方が、従来電球より「明るい」「電気代が安くなる」ということは菊農家さんも周知なのですが、それでもLED化を選択しないのは、LEDに対する不満不安を持たれているからです。
弊社が行った電照菊農家さまへのヒアリング調査(愛知県渥美半島)の結果、次の2つの点が電照菊農家さまのLED化を阻害している原因だと分かりました。
「LEDの価格=初期導入コストが高い」
「従来電球とLEDの電照効果の差が良く分からない」
逆に、この悩み=LEDのデメリットさえ解決すれば、電照菊農家さまがどんどんLED化に向かっていくと考えられます。
このデータは平成24年度のものなので、仮にLEDが進んで20倍増えても普及率は20%。
まだまだ80%の農家が従来の電球を使用していることになります。
その場合での、電照菊LED化の市場規模はいくらなのか計算してみましょう。
【電照農家の電照マーケット推定】
10aあたり110球の電球が置数されているとすると
219110(a) × 11(球/a) ≒ 2,410,210球
241万個の電球(白熱・蛍光灯・LED)が設置されていることになる。
現時点で大きく見積もって2割が既にLED化されていると仮定すると
241万球 × 0.8 = 192.8万球
が白熱電球or蛍光灯の設置数となる。
→この電球を全て1個2,000円のLED電球に交換したとすれば
192.8万球×2,000円=3,856,000,000円 38億5600万円
→この電球を全て1個1,000円のLED電球に交換したとすれば
192.8万球×1,000円=1,928,000,000円 19億2800万円
の市場価値があると推定できる。
また、世界的な規制の影響もこれから加速度的に加わると予想されます。
【白熱電球の今後】
2020年以降、「水俣条約」の影響で、大手メーカーが 一般照明用途の白熱電球の製造から撤退する傾向に。
中長期的には、完全に市場から無くなる見込み。
植物電照用LEDの交換・導入は、この数年で本格化していくでしょう。
この「水俣条約」の影響で、ますますLED化の波が押し寄せてきます。
しかし、最初に述べた電照菊農家さまが持たれている「LEDへの不満」を解決しない限り、電照菊のLED化は進みません。
弊社では、その不満を解決する、新たな植物用LED電照設備を開発しました。
現状農家様が持たれているLEDへの不安『導入コストの高さ』・『LEDの電照効果への不信感』を取り除いた、今までにないLED電照設備です。
何より、初期費用が従来より安く済み、ランニングコスト(電気代・電球交換費)が90%以上削減できるので電照農家さまに優しいLEDです。
御社と共に、農家様への支援を行い、推定20億円以上のLED電照菊ビジネスを切り開いていきたいと思っています。
ご質問やお問い合わせなど、お待ちしております。
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